弱いからこそ用いられる①

管理人

◆世の中で一番付き合いづらいのは、自分が完璧だと考える人です。
人のことばに耳を貸さず、あくまでも自分が正しいと主張する人です。
イエス様の弟子たちの中に、そのような人はいませんでした。
皆、学ぼうとする謙遜さがありました。

◆パウロは、どうだったでしょうか。
彼は何一つ欠けたところのない人でした。
血筋、地位、学識、律法を正しく守っているという点においても、足りないものは何一つありませんでした(ピリピ3:5?6)。

◆このようなものは、いつでも人を高慢にさせる危険性を秘めた付き合いづらいタイプです。
しかし、神様はそんなパウロを用いたのです。
神様はパウロに”とげ”を与えられました。
神様はパウロを弱い者にされたのです。
このとげによって、パウロは完全に神様だけに拠り頼む者となりました。
「私自身については、自分の弱さ以外には誇りません」(IIコリント12:5)と語っています。

◆強い者でさえ弱くしてから用いられる神様にとって、私たちの弱さは何の障害にもなりません。
私たちが神様だけを頼り、死に至るまで忠実に歩むなら、必ず大いに用いられます。
弱くても用いられる。
いいえ、弱いからこそ用いられるのです。

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