弱いからこそ用いられる②

管理人

◆カナダのロッキー山脈に、バンフという有名な保養地があるそうですが、訪れた人々がみな圧倒され、息をのんで見上げるものがあるのです。
それは、とてつもなく大きなもみの木々です。

◆しかし現地の人の話では、この数十メートルもの木々も、ちょっとした強い風によって、根こそぎ倒れてしまうことが多いそうです。
なぜでしょうか。
その土地は肥沃である上に、水分も十分に供給されているので、根をさほど深く降ろさなくても大きな木に成長することができるのです。
そのために根が浅く、暴風が吹くと風の力に負けて根こそぎ倒れてしまうのです。

◆この話から、神様抜きの強さを見た思いがします。
天高くそびえる壮麗な姿とは対照的に、その根は弱々しく、ささいな試練によって簡単に倒れてしまうのです。
一方、神様に拠り頼む弱さはどうでしょうか。
一見弱々しく見えるかもしれませんが、神様に深く根を下ろしているため、激しい風(試練)にも揺るがず、耐えることができるのです。
これこそ、神様を頼る弱さのまことの力です。
外見は弱く見えても、実は最も強い木となる力があるからです。

◆神様は小さな群れであるJOYチャペルの私達に、湘南ニューホープ伝道所の母教会になることを求められました。
徹底的に神様に頼る弱さを学ぶ事を通して、神様のこの宣教のご計画は進められていくのではないでしょうか。

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