紅海の事件から学ぶ(4)

管理人

◆紅海の奇跡は、荒野の生活で体験したすべての事件を
集約しています。彼らは、エジプトの軍隊が追いかけて
くると、しきりに「どうして私たちをこんな所に導いて
きたのか!」と不平を言いました。私たちも、自分の罪
のために滅びに向かっているのに、なお恨み、批評し、
不満をぶちまけ続けるのです。

◆しかしこの紅海の奇跡をとおして、神様だけに頼る姿
へと変えられたのです。不平と恨み言だらけだった民が、
神様のみことばに従い、祈り、待つ方法を学んだのです。

◆神様は人生に紅海という苦難と逆境を通して、私たち
の良くない(間違っている)態度(心=思考)を砕こう
と願っておられます。言い換えると、自分が変わるなら、
奇跡を行われ、紅海を渡ることができるのです。まず、
自分が変えられることに集中する必要があります。

◆もし四方を囲まれてしまったら、仰ぎ見るのは上しか
ありません。私たちは「紅海」という苦しみ、逆境を通
して、祈る事を学ぶことです。「使徒行伝」を見ると、
十字架の時には世の人々を恐れ、逃げてしまった弟子た
ちが世を変えるほどの力強い働きをしています。その変
化の理由は祈りにありました。祈りはとてつもない力が
あるのです。私たちは、自分たちの考えや条件の中に神
様の御力を制限してしまいがちですが、その自分の固定
概念を打ち破り、神様の御前に思う存分用いられるよう
になるために祈るのです。

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