聖書の人生観ーヨセフ物語に学ぶ

管理人

◆イスラエルの族長ヤコブの子ヨセフは、その青春のほとんどすべ
てをあらゆる人から忘れ去られて、暗い牢獄の中で過ごしました。
それは、当然自分でも自分が誰なのか、またどう生きたらよいのか
わからなくなる自我崩壊の危機に置かれ続けたということです。

◆しかし、その中でただ一つ「主がヨセフと共にいた」ことが彼を護
(まも)りました。「主が共にいた」ので彼はその困難に耐えたのです。
ただ耐えただけではありません。健やかな人間として彼は成長し続
けました。

◆今日の私たちも、自分の行き方がわからなくなる危険にしばしば
直面します。青年であれ、高齢者であれ、この試練に変わりはありま
せん。しかし、「主」が共におられるゆえに、私たちは護られています。

◆キリスト教信仰は、私たちの人生をどう支え、また導いてくれるの
でしょうか。7年前にも礼拝メッセージでヨセフの物語を通して学び
ましたが、次週の礼拝から、あらためてヨセフ物語から「聖書の人生
観」を学んでみたいと思います。

◆ヨセフの生涯は、主イエスの生涯を鮮やかに反映しているとも言
われている。ぜひ創世記37章~48章を前もって読む事をお勧めし
ます。

次週(6/3)は、37章です。

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