◆イスラエルの民は、40年間もの間、荒野で神様によって、マナとうずらで養われまし
た。このマナの出来事が与えている教訓は、いつも神様を頼らなければならないとい
うことです。神様だけを頼るならば、神様は「日用の糧」を私たちに下さいます。日
用の糧とは、一度に全部与えられるものではありません。その時に必要なものを下さ
るということです。
◆聖書に記されている偉大な奇跡の一つは、イスラエルの民が40年もの間、荒野で飢え
死にすることなく、神様の御力によって守られたということです。民は農業もせず、
食べ物を十分蓄えておくこともできませんでした。しかし40年が過ぎても、200万名の
人々が生き残っていたのです。それは、神様がマナとうずらで民を養ってくださった
からです。
◆荒野の「霊の柱と火の柱の祝福」の二つめは、火の柱と雲の柱が
まるで「羅針盤のようなもの」という点にあります。私たちは荒野
のようなこの世に生きています。これは、私たちが太平洋の真ん中
に浮かんでいる船と同じです。海の真ん中のようなこの世で進路を
決めずにいくのは危険です。