私の父は、明治最後の年に福島の小さな村の貧しい農家に生まれました。
母は、父より8年後に東京下町の彫金師の家に生まれました。
父は小学校を出ていろいろな仕事をしたようです。
服部時計店では社員として努めたと聞いています。
父と母は東京で知り合って結婚し、東京大空襲の時、命からがら生まれ故郷である福島に逃げ延びた
と聞いています。
◆私たちの力には、いつも限界がつきまといます。弱さを感じたり、自分の足りなさを
痛感させられたりするものです。その行き詰まりは〝死〟です。誰も死の力に対抗す
ることはできません。人間の力では〝絶望〟という言葉を完全に振り払うことはでき
ないのです。
◆土台が建物の規模と強度を決定づけます。土台が支え得る以上の建物を建てることは
できません。同様に、不釣り合いな、あるいは誤った土台に建てられた教会は、神が
意図しておられる高さには到達しません。土台が支え得る以上の教会は倒壊するしか
ありません。