この10年間で教えられたこと(1)

Shin1

◆開拓伝道の10年間で、神様から教えられ、大切にしてきたことに、"謙遜"があります。アウグスティヌスは、クリスチャンの一番目の徳が何かという質問に、"謙遜"と答えました。二番目の徳が何かと尋ねたときも、"謙遜"と答えました。三番目の徳が何かと尋ねたときも、"謙遜"と答えました。

◆「あなたは謙遜ですか。」だれかがこう言いました。「謙遜は自分を低めることではなくキリストを見上げることだ。」

◆人間が考える謙遜は、人との比較で考えます。「あの人は謙遜な人だ」「わたしはあの人より謙遜だ」と。そのために、まことの謙遜とは違って、謙遜なふりをすることもあります。自分を低くすることによって傲慢な人もいます。

まことの謙遜は、主イエス・キリストを見上げることです。私の力では謙遜になることはできません。しかし、日々キリストを見上げる(ディボーション)生活を通して、聖霊が私たちの人生に入って来てくださり、まことの謙遜な者へと変えられていくのです。そして、私たちはいよいよキリストに似た者へと変えられていくのです。

◆神は私たちの人生に対して持っておられる第一の目的は、「あなたをイエス・キリストに似た者とすることである。」ということを教えられる10年目です(II.コリント3:18b)。

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