不必要な恐れ、健全な恐れ

Shin1

◆聖書の中には、「恐れるな」ということばが数十回も出てきますが、それは私たちがいかにさまざまな「恐れ」の中に生きているのか、そして、恐れなくてもいいものを恐れて、不安な生活を送っていて真の恐れを知らないからです。

◆真の恐れを失ったら、自由・善悪の区別なく、したいことをするようになり、家庭や学校で子どもたちが勝手なことをし始める。真の恐れるべきものを失ったものは、文明でも国家でも、家庭でも個人でも、自己破壊の道を進み、遠からず衰え、そして滅びる。それは歴史が、現実が示している。

◆もし世界が滅びるとしたら、それは環境破壊や気候異変などではなく、人類の内部腐敗のせいかもしれない。私たちが破滅しないために最も緊急に要すること、それは、真の恐れ(健全な恐れ)を回復することにある。

◆私たちが回復すべき「真に恐れるべきもの」とは、自然や人ではなく、創造主なる神である。ほんとうの神を恐れる(畏れる)ことです。神は、私たちを天国と地獄に振り分ける最終決定権を持ったお方です。病気にも失敗にも、そんな力はないのです。神があなたを生かし、あなたを殺すのです。大学に受かったか、受からなかったかがその人の運命を決めるものではありません。神が私たちの運命を担っておられるのです。

◆神を恐れ、いつでもどこでも神を認めて生きていくなら、すべての不必要な恐れは取り除かれます。

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