〜遠野の風だより〜 No.4 『今日は食べ物の話』

ありこ

遠野には「こびる」というのがある。
こびるは小さいお昼という意味で、でも軽食ではなくおやつのこと。
こびるパンというものが売っている。「がんずき」とも言う。
いわゆる蒸しパンのことだが、くるみやゴマが入りずっしりと重い。
各家庭の味があり店によって味も形も違う。
また団子やお餅類も多いが、甘い。
甘いといえばお赤飯も甘い。おいしいのだが食事としてはいかがかな?

郷土料理のひっつみもある。
先日母が大阪から来たときに食べに行ったが、すいとんのような物と
説明したらあまり乗り気ではなかったのが、食べるともちもちとした歯ごたえと
つるっとしたのど越しに鶏だしがおいしく、母はお土産に買って帰った。

ヘルシーな羊のジンギスカンも人気。
金のバケツに穴を開けて炭を入れ、その上にジンギスカン鍋を
置いて焼くのが遠野風。スーパーマーケットにもセットが売っています。
そろそろバーベキューの季節。楽しみ!

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