〜オリーブの香り〜 No.6 『福島の同労の友からメール』

ゆっこ

・先日次ぎのメールが届きました。
「息子(小学5年生)が花見に行きたいなーと言うので、夜桜を見に出かけました。
30分の制限付きで、帰りに数量を計ったら、1、2μSv/h (毎時マイクロシーベルト)
の数値でビックリして足早に帰宅となりました。
昨年度までの自粛や規制がうすれて来たなかで、放射線の数値が再び上がってきている
場所が多いのです。
現実では公表されている様子が見えないのも悲しいです。
そのような中、教育委員会の意向が言い渡されて 郡山市は学校の外体育の時間を
これまでの3時間規制を外して、子ども達を守る体制は学校や親に一任され
通常教育を敷く現状となっています。
親の選び取りが問われる時を過ごしています。

セシウム被害から身を守っていくため体に取り込む食品、食物がこれからも
問われていきます。定期的に内部被爆検査をつづけている現状です

・私が彼女の立場だったらどうしていただろうかと考えると、
胸が締めつけられる思いがします。
原発問題の解決は1年半たったいま、解決にはほど遠い、
むしろ問題の複雑さばかりが明らかになっていきます。

・少し重い気持ちでこの文章を考えていた時、神様から不思議なプレゼントが
ありました。
ナント!先週この5年生Y君とご両親がJOYチャペルに来て下さったのです。
Y君はなかなか教会の中に入ってこないで外でブラブラしています。
お母さんが「彼は外の空気を楽しんでいるんです』とおっしゃいました。

・そうかー、そうだったのー。
いっぱい この横浜の空気吸っていってね!そしてまた おいでね!
ーーーY君に会えてよかった!

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