『 モーセの足跡から 〜困難〜 』 7/22

Shin1

◆エジプトに戻ってきたモーセに、二つの困難が襲いました「ファラオの抵抗」と「ヘブライ人たちの不平・不満」です。人生をささげ、献身し、神のために働いても、このような暗礁に乗り上げてしまうことがあります。そのような時、どのような姿勢を持つべきでしょうか。

◆まず、困難は当たり前だということです。信仰の歩みは荒野の旅であり、悪魔の試みのあるところだということを、しっかりと覚えておきましょう。

◆神は、モーセの困難(ファラオの妨害)に対して、具体的な解決策を一度も教えてくださいませんでした。神の答えはとても簡単です。モーセの求めに対する具体的な答えの代わりに、「わたしは主である」というみことばだけが何度も繰り返されています。これはどのような意味があるのでしょうか。直面している困難そのものに集中するのではなく、苦難の中にあって、神はご自身だけに集中することを願っておられるということなのです。

◆イエスさまを信じる人の強さは、いったいどこにあるのでしょうか。すべての苦難に打ち勝つ力は、主なる神に集中することです。神は、その他の答えをくださることはありません。ただ「わたしがあなたの神だ」というみことばを語られるのです。

◆苦難の中で私たちがすべきことは、苦難について思いめぐらすことではなく、神の威厳とすばらしさ、御力と義、慈しみと知恵とを思いめぐらすことです。「全能の神が私の神なのです」アーメン。

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