〜遠野の風だより〜 No.36 最終回

ありこ

遠野にも遅い春がきました。
遅い分、一斉に春の花が咲いて外に出るのが楽しくなります。

今週の風景 No.337  

管理人
力強いメッセージでした。
礼拝後のスモールグループで更に良い証しがたくさん聴けて礼拝とスモールグループのコース料理を満喫しました♪

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聖 書:マタイ15:21~28

説教題: 御言葉をどう聞くか」 

 

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◆わたしたちは福音宣教の命令を受けています。神の恵みの福音を人々に宣べ伝える使命を全うすることです。イエス・キリストこそ、神と人をつなぐ「希望の架け橋」です。

・福岡でボランティア活動をしておられるH氏と話をする機会がありました。
 H氏はホームレス支援活動を2年続けてこられたそうです。
 彼が今、心を痛めていることは 
 「2年間活動してきて大切にしてきた事は、ホームレスの方と信頼関係を深めたいと、
  寄り添う努力をするということでしたが、援助する側と援助を受ける側との溝は
  埋まらないのです。
  最近あるホームレスの方にこう言われました。『どうしてボランティア活動する人
  たちは皆同じTシャツを着るんですか?」と。」

・H氏はお揃いのTシャツを着ていません。
 その彼に心を開いて本音を漏らされたのでしょうか、思いがけない発言でしたが
 嬉しかったとH氏は語りました。
 そして「本当にそうだ!」と気づかされたと目を輝かせて話されました。

・そう言えば、私も東日本震災のボランティアに加わりクリスチャングループ20名
 ぐらいで宮城県に入りました。
 その時のオリエンテーションで色あざやかなお揃いのTシャツが配られた事を
 思い出しました。
 その前の新潟地震の時はクリスチャングループではなく、一般のボランティアで参加
 しましたが、その時は登録をすると名札を渡されただけでした。

・お揃いのTシャツ。お金をかけて、ロゴを入れて、何十枚ももしかしたら何百枚も
 印刷され、一度きりのボランティア活動の人にも配られます。
 この事が人の心を閉ざすこともあると気づかされました。

・私のタンスの中にあるあの時配られた、色鮮やかなTシャツ。
 もう着ることはないでしょう。

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