今週の一面『 神によって流される人生 』 5/19

Shin1

◆人生で決断を迫られるときが誰にでもあると思います。私たちは、たくさんの決断をしながら日々歩んでいます。小さな決断から運命を決める大きな決断まで、「ある意味では人生は決断の連続であるとも言えると思います。

◆なかなか決断がつかないとき、私は牧師室や礼拝堂の中を歩き回りながら祈ることがあります。何か神様から示されないか、聖書のあちこちを読んでみます。今まで読んできた本をもう一度読み直して、そこから決断のヒントを探したりします。

◆そんななか、次のような文章に出会いました。『(もし、神がお望みなのでしたら)仰せの通りになりますように』この言葉を噛みしめる人は、私の知る限りでも世の中に多いのではないか。そしてそのようにして人にではなく、神によって流された記憶のある人の生涯は、総じて自然で後悔もなく屈託もない」(曾野綾子著『運命をたのむ』より)

◆私は、以前「神に振り回される人生」というメッセージを語った。同じことを言っています。「神様によって流される」「神に振り回される人生」一見受け身的でないかと思われます。世の流れに押し流されるのではなく、神によって流されていくとき、神がすべてを守り導いてくださると、御言葉は繰り返し教えています。自分は今この世の考えによって流されようとしているのか、それとも、神によって流されようとしているのか。立ち止まってみることも必要なのではないでしょうか。

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