〜オリーブの香り〜 No55 『ユーモアのセンス・愛 その2』

ゆっこ

・先日 BSで映画「ライフ・イズ・ビューティフル」を観ました。
 前にもやはりテレビで放映され、感動した作品です。
 イタリア映画で、ロベルト・ベニーニ監督が自ら主演して、アカデミー賞主演
 男優賞を受賞しています。 
 「シンドラーのリスト」と肩を並べる作品と評されています。

・物語は1939年第一次世界大戦のおりの一家族のお話、グイド(お父さん)、
 ドーラ(お母さん)、ジョズエ(男の子)はナチスドイツによって強制収容所に
 送られます。 
 お母さんと引き離されてしまった不安な息子(ジョズエ)にお父さん(グイド)は
 楽しいゲームを提案します。
  「ママに会いたいと言ったら減点だ!」
  「いい子にしていたら、1000点取って本物の戦車でおうちに
                           帰ることが出来る!」等々

・囚人服を「ほれ!かっこいい服だね〜〜」と、それはそれは頭の回転をグルグル回し、
 機智に富んだ、ユーモアにあふれ、愛にあふれたゲームです。
 息子を何とか生き延びさせようとの父の愛のゲームです。

・グイドのユーモアの愛のゲームは、奇跡的に息子を生き延びさせることが
 出来たのです。
 ユーモアは冗談とは違います。

 「愛はすべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐え忍びます」
                      聖書第一コリント13:7

・映画の後半グイドが息子に送るウインク。  
 あのウインクは世界中誰もまね出来る人はいないでしょう。
 おすすめ映画です。

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