〜オリーブの香り〜 No60 『スター・オブ・ベツレヘム』

MxM
ハレルヤ!
繊維筋痛症と言う診断を医者から告げられて、かれこれ3年近くになる。
近所の病院で紹介状を書いてもらい、大学病院へ行き、あらゆる精密検査を行い、数値だけ見れば異常なし、ストレートな言い方をすれば脳の知覚に異常あり、という病だ。
リウマチ膠原病科、整形外科、精神科の3つの診療科目をまたぎながら、発作や激痛が表に現れないよう生活してきた。
だから、一見すると周囲からは健康に見られる。
近頃なぜか、この病気にかかる人が急増していると医者は言う。
そして研究段階の現状、治験に協力して欲しいとも言われ、製薬会社に身を委ねるような時間も費やしてきた。
基本的に薬に対する副反応が強く出る体質なので、悪い意味でよく効いた。
量が増えると、意識が飛んだり、フラフラして真っ直ぐに歩けなくなったり、血圧が70ちょっとしかなかったり・・・浮腫が酷いときは朝晩1回しかトイレに行きたくならない。
舌が沈み込む感覚の時は呂律も回らず、視力は乱視が顕著になった。
最初に病院で看て貰った時の症状を上回る、二次的な病状が進んでいくようで、副作用の辛さを訴えると、即取りやめて次の手立てを打たれる。
病気に対する薬の治療は・・・感覚を失わせることなんだなって思った。
異常な知覚過敏が全身に起こることを感じさせないよう、そういうところに効果が出ることを実験台のように試されている気がしてならなかった。
脳の中から湧く指令を、薬がコントーロールし直している状態。

過去に交通事故に遭ったり、頭を強くぶつけたことはありませんか?
身内を衝撃的な状態で亡くしたことはありませんか?
全身麻酔をして手術したことはありませんか?
責任の重い立場に立たされて、孤立していませんか?
驚愕なストレスと言われるような事件や事故に遭われていませんか?

幾つか質問をされ、その全てにYESと答えると、医者はしばらく沈黙して、それからふいに・・・あなたの心が抱えきれなくなった痛みを身体で表現し始めたのかもしれないですね・・・そう呟かれました。
私は俯してワンワン泣いてしまいました。
明らかにしたくないことだけど・・・見守ってくださっていた主が、この時すぐ傍に一緒にいたような気がして・・・凍てついた涙が溶けていきました。

最近になって、「薬はもう飲みたくありません。私の身体も心も嫌がっていますから、もう飲みません」
そう医者に伝え、治療は中断しました。

それから・・・一ヶ月に数回通っている鍼灸院の女性スタッフから、思わぬ情報を提供されます。
あなたの反応は、ある意味では正しいのかも知れませんね・・・
サプリメントや薬、漢方にまで過剰反応してしまうのなら、別の形で植物の力を取り入れてみてはどうかしら?
お花のエッセンスを一滴飲むのだけれど・・・。
イギリス郊外に工場があって、そこで作られているものなの。感情からくる身体の緊急事態時に口にする、フラワーエッセンスよ、と・・・。

横浜だと一カ所置いてあるショップを紹介してもらい、お店のスタッフに訪ねると、小さな小瓶を取り出して見せてくれた。レスキューレメディSOSと記してあって、オオアマナ(別名:ベツレヘムに輝く星)とある。
スター・オブ・ベツレヘム。
イエス様の誕生を知らせた輝く星・・・
神様は、身体の中に取り込むものが何かを・・・きっと私自身が受け入れられるような分かりやすい、可愛らしいGiftとして下さったのかなぁ?なんて思えて仕方ありません。
 sos.jpg
そうそう、3年間の薬物療法が何だったのか・・・忘れました!
だって、スター・オブ・ベツレヘムの一滴で充分満たされたんですもの。

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