6月に入りました。
故澤田姉妹の1周年記念日でした。
もう一年
まだ一年
それぞれの思いがあります。
お花もそれらしく感じさせるものでした。
・敗戦から68年。豊かになるためだけに走り続け、その結果高度成長国と浮かれて
いました。
気がついてみたら、私たちに残されたものは、技術の進歩の代償として、環境問題、
アレルギー問題、遺伝子組換えそして、放射能問題です。
・私はこのような事に対して無関心ではありません。
しかし「もうこの年齢なんだから」と言う理由をつけて本気で考えていませんでした。
例えば、日常生活でも健康に害を及ぼす食品に対しても「もういいだろう」と甘い
基準でした。
しかし、これは自己中心?と立ち止まる出来事にぶつかりました。
・先日福岡で「我が子を放射性物質から守りたい」と、福島県や東京から逃れ、
福岡に移住された家族5組の方々とお会いしました。
我が子の将来のため、故郷を離れ、仕事を辞めて移って来られた方々でした。
このたった5組の家族の取り組みを学ばせて頂きました。
・私は放射能とどのように向き合えばいいのか?このグループの前に私の自己中心が
浮き彫りになりました。
とりあえず今すぐに取りかかれることは、内部被爆(放射性物質に汚染された
空気、水、食べ物の摂取により、放射線が身体の内側に取り込まれてしまうこと)
を避けることです。
・「3・11後を生きる キリスト教」を書かれた 川端純四郎氏は
『原発問題、現在この国でこの問題に対する態度を決めずに生きることは
人間として不誠実だと言うほかありません』と言っておられます。
・これ以上汚染を広げないで、子孫に引き継いでいきたいと本気で考えたいと思います。