〜オリーブの香り〜 No64 『足跡』

MxM

2012年より、教会の礼拝堂をお借りして、ゴスペルコーラスの練習をさせて頂いている。
このゴスペルコーラスというのは、JOYの隣町「緑園都市」を中心に、主婦仲間が
集まって、今から13年前に活動をスタートしたグループ。

メンバーのほとんどがノンクリスチャン・・・信仰とゴスペル音楽がセットになって
本格的に活動しているクワイアは、単にゴスペル歌ってますと言う団体に比べたら、
日本国内は本当に少ない。
礼拝も賛美にも、直に触れずに音楽にだけ傾倒する風潮はいかにも日本らしい。
それでも私がそうだったように、ゴスペル音楽をきっかけとして、日曜日の礼拝に通い、
聖書を学び、バプテ スマを受けるまでに至ることがあるので、
方々で歌わせて頂きながら、救い求める人の噛み合わせが、
このジャンルにあるならばと、祈る気持ちで「福音」「GODSPEL」を口ずさむ。
礼拝堂で歌うようになって、様々な試練に直面した。
この試練については、いつの日か言葉に出来る日が来たら、あらためて綴りたいと思う。

石田先生は、そんな私達を2階の牧師室から温かく見守って下さっている。
毎週、先生は短いメッセージと祈りの時間を私達に授けて下さる。
ところが、ある日・・・いつものようにメッセージを伝える感じではなく、なぜか、
ゴスペルディレクターとコソコソ内緒話をしている。
なにも知らされていない私達に向かって、石田先生がデ ィレクターのように歌い始め...
さぁ、みなさんも一緒に歌いましょう~と、リードされた。
私達は、不思議なくらい・・・そして石田先生の合図に素直になって、
後を続いて歌い出した。
その時の一部始終を録音したものを、是非聞いて頂ければと思います。

「足跡」

FootPrints.mp3


石田先生は、「礼拝では決して一人では歌いませんよ・・・でもね、あの日は
不思議と歌いたくなりました。あなたたちを見ていたら歌いたくなりました」

石田先生が歌っているのに・・・石田先生じゃなかった・・・先生を通して・・・
イエス様が歌って下さったのかな?

メンバーみんな、涙がこぼれた歌声・・・ハレルヤ!

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