今週の一面 『聖書が教える「健康」について(1)』10/20

Shin1

◆この年になっても、牧会の現役として仕えさせていただいている者としての大きなテーマは「健康」です。できるかぎりの健康をもって最大限にキリストに仕えることです。

◆今まで日本の教会では、ありのままでいい、弱いままでいいという「いたわりのメッセージ」を聞くことが多かった。確かにキリストは上から下ってきてくださって、人間の弱さを憐れみ同情してくださった。しかし、ありのままでいい、弱いままでいいなどとは語られてはいない。キリストは何のために聖霊を送ってくださったのか。クリスチャンを強くするためでなかったのか。

◆クリスチャンがいつまでもありのまま、弱いままであってはいいはずはない。ときどき私たちクリスチャンは人間として弱さを誇ることがある。けれども、弱さを誇れるのは、その弱さの上に神の強い力が現れたときである。「私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできる」という体験なしに弱いままで弱さを誇ることは滑稽であろう。

◆私は決して健康に自信ある者ではない。多くの薬にお世話になっている。ここで改めて、聖書が教えている健康の知恵をしばらく言及していきたい。  
 (続く)

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