〜オリーブの香り〜 No76『Amazing Grace』

MxM

ゴスペルコーラスグループに所属しているおかげで、多くの素晴らしいクリスチャン
シンガーの方々とご一緒する機会に恵まれてきました。
彼らは時に、世界的に有名な曲「Amazing Grace」をアカペラで熱唱することがあります。
皆、個性的に歌い上げ、神様へ極上の賛美を捧げている姿が美しく、愛が歌に溢れ出す瞬間に釘付けになっていました。

音楽ビジネスの世界では、英語で歌い、教会賛美では日本語と言ったところでしょうか?

7年ほど前、この曲を手話で歌うことになり、猛特訓しました。
指導下さったのは、お父様が牧師でいらっしゃる鹿毛さんという若い男性。

本当に丁寧に教えて下さって・・・

アメイジンググレイスは、コード進行やメロディラインに酔いしれてしまい、実は歌詞の内容をよく知らずに、いいなぁと感動する人が多いのですが、この手話を交えた身体表現をする ことで、英語も日本語も神様の愛の言葉に訳されたことを感じました。

手話というのも、その人によって多少表現の仕方に違いがあるようですが、クリスチャンの方に教わったことで、ストレートに際立ったようにも思え・・・

I once was lost but now am found
Was blind,but now I see

「かつて盲目であったけれど、今は見えるようになった」

この箇所を手話で歌った時、電流が身体に走ったの記憶しています。
まぶたの上に両手をそっと重ね、次に瞳から光が走るように二本の指をV字にして、
主のいらっしゃる方向へ手を伸ばす。

あの日、歌のタイトルのまま、驚くばかりの主の恵を頂いた私でした。歌いながら、
自分自身がそのとおりになっていく感覚・・・ハレルヤ!

by MxM

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