今週の一面 『 主イエス様が教えてくださった祈り 』3/23

Shin1

~主の祈り~
マタイ6章5節から15節の聖書のタイトルは「祈るときには」となっています。そして、祈りは偽善者のようであってはならない。祈るときは奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。くどくどと述べてはならない。だからこう祈りなさい。と続きます。(新共同訳)

「天におられる私たちの父よ、(誰に向けて祈るかを示しています。)御名が崇められますように。(神だけを礼拝し、神賛美を教えます。)御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。(私たちの生活においても、自分の願望ではなく神の計画が為されるよう、神の御心が為されるようにと祈ることを教えています。)わたしたちに必要な糧を今日与えてください。(私たちの必要を神がかなえてくださるようにと祈ることを勧めています。)わたしたちの負い目を赦してください。わたしたちも自分に負い目のある人を赦しましたように。(神に自分の罪を告白し、神が私たちを赦してくださったので、人を赦すべきだということを覚えさせます。)わたしたちを誘惑に遭わせず、悪い者から救ってください。(罪に打ち勝つために助けを願い、サタンの攻撃からの守りを願うものです。)
 イエス様は、この祈りの中で祈る順も示されていました。 御名が崇められますように。御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。が先にあります。自分の祈りはどうだろう?と最近強く思わされました。「今日の一日が守られるように。今日の仕事がうまくいくように。教会が祝福されるように。」とは祈っていますが、主の祈りの最初の項目の祈りが為されていないことに気づかされました。御心が行われることを、イエス様の再臨に望みを持ちつつ、真剣に祈り続ける必要を感じます。
礼拝の終わりに捧げられる主の祈りを賛美する時、イエス様が示された祈りの大きさを感じつつ、その意味を理解し、感謝をもって捧げる祈りとしたいものです。                    伊東昌彦

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