今週の一面 『神の杖を手にした人 〜モーセ①〜』3/30

Shin1

◆杖を使う身になって改めて「神の杖」を80才で与えられたモーセに学びたいと思いました。

◆モーセは、疑いもなく旧約聖書の最高峰の一人です。彼は、出エジプトのリーダー、イスラエルに律法を与えた人物、預言者、そして神ご自身の手で葬られたと聖書が記している唯一の人物です。

◆モーセの生涯の中に、神が独りの人物をどのように作り上げ、どのように用いられるかの完璧なモデルを見出します。

◆「モーセ」と言う時、私たちは出エジプトの英雄を思い浮かべます。しかし、モーセは、主のために働く預言者であったにもかかわらず、口下手でした。また短気な人でした。さらに神様が声をかける時、「無理です。できません。」と返答するような人物でした。しかし、神様はモーセを用いられました。人間的基準で考えれば、リーダーとして用いられる可能性は少ないでしょう。けれども、神様はモーセをお用いになられました。賜物よりも能力よりも重要なのは、「神様に用いられること」です。

◆神様がお用いになる人とはどのような人でしょうか。「内なる人」が変えられた人です。モーセが80才になった時、神様は燃える柴の中で彼に出会われました。モーセが40才の時、エジプトの王子として、苦役の下にいる同胞ヘブル人のためにエジプト人を殺害し、ミディアンの荒野に逃亡します。自分に頼って行動を起こしたモーセは、自分の無力をいやというほど知らされ、内なる人が変えられたのです。謙遜と柔和を学んだのです。これこそ神の器として用いられる「神様の基準」なのです。

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