今週の一面『神の杖を手にした人 〜モーセ③〜』 4/27

Shin1

◆モーセは神様の使命を果たすために、義父エテロのもとを「神の杖」を携えて離れました。神様の使命を担う前には、身辺整理が必要です。イエス様の弟子たちも、舟を捨て、家族を置いて、イエス様について行きました。アブラハムは故郷、親族、父の家を離れなければならなかったのです。なぜ離れる事が必要なのでしょうか。離れることをとおして、ただ神様だけを頼る方法を学ぶからです。その時「神の杖」が与えられるのです。

◆モーセが持っていた杖は、ふだんから使い慣れている杖でした。しかし神様の手に捕えられた時には、それが神様の杖となり、神様の道具となったのです。神様のみこころに従って行動するときには、どんなものを利用しても、それは神様のものとなります。私達の手も、声も、コンピューターも、本も、すべての道具が神様のものとなるのです。二匹の魚と五つのパンも、イエス様の手に渡されたとき、すばらしい奇跡の道具となりました。

◆たとえ小さなものであっても、私たちが神様にささげる時、神様はそれを用いて大きなことをなしてくださいます。

◆モーセは二つの困難にあいました。「ファラオの抵抗」と「ヘブライ人たちの不平・不満」です。モーセは、この二つの強敵に「神の杖」を手にしたことで勝利したのです。    (続く)

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