今週の一面 『神の杖を手にした人 〜モーセ⑤〜』 5/11

Shin1

◆日常生活に起こる試みは、悪魔がいる限り、当然のことです。悪魔は聖徒に、世の中と妥協するようにと促します。その手口をモーセとエジプト王ファラオの対決に見て来ています。

◆ファラオの提案③「男たちだけ行け」
「壮年の男(大人)だけ行き、子どもたちは置いていけ」「お前たちだけが信じてもいいが、子どもたちは信じる信じないは自由にさせたらいいではないか。」という悪魔からのメッセージです。士師の時代は、どうして暗黒時代だったのでしょうか。それは、子ども達に信仰が伝えられなかったからです。子ども達の信仰に関心をもたないこと、信仰教育がないこと、これらは未来の災いとなります。

◆ファラオの提案④「物は置いて行け」
「行け。主に仕えよ。ただし羊と牛は、置いて行け」(出エジプト10:24)。悪魔の最後の誘惑は、物質(献金)は適当にささげたらいい」ということです。物質的にささげることのない献身は、結局不従順です。

◆従順は、知恵ある行為です。「主を畏れることは知恵の初め」(箴言1:7)と言われます。悪魔の世と妥協させようとの促しを退けるように心から祈りましょう。妥協しない人が最終的に勝利者となるのです。その人は「神の杖」を手にした人です

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