今週の一面『神の杖を手にした人 〜モーセ④〜』5/4

Shin1

◆悪魔の特徴は、いつも人を妥協させることです。悪魔の策略は、一歩下がらせて結局すべてを放棄させようとします。悪魔は譲歩と妥協の鬼才です。悪魔は少しずつ少しずつ私たちが妥協することを願っています。

◆エジプトのファラオの前に、モーセは神の杖をもって登場します。そしてヘブライ人たちを解放することを申し出ます。ここで私たちはファラオの姿をとおして悪魔の手口を見ることができます。

◆ファラオの提案①「エジプトの地を離るな」「ファラオはモーセとアロンを呼び寄せて言った。この国内でおまえたちの神にいけにえをささげよ。」(出エジプト8:21〜24)今も悪魔は私たちにこのように語りかけます。「イエスを信じていい。しかしこの世から離れるな」ローマ12章2節には「この世と調子をあわせてはいけません」とはっきり言われています。

◆ファラオの提案②「あまり遠くに行くな」ファラオは言った。「私はおまえたちを行かせよう。荒野でおまえたちの神、主に犠牲をささげるがよい。ただし、決して遠くに行ってはならない。私のために祈願してくれ。」(出エジプト8:24)
「イエスを信じてもよい。けれどもあまり熱心に信じるな。」このような声を私たちはよく聞きます。適当に信じよ。あまり熱心にではなく、適当な信じ方をしなさい。これは、非常に巧妙な誘惑です。ローマ12章11節には「勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えよ。」と言われています。              (続く)

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