〜オリーブの香り〜 No114 「一日の仕事を終えて」

Shin1

日曜日のメッセージが「カナの婚礼」で、ぶどう酒にまつわる話だったというわけでもないが・・・・・・・

一日の仕事が終わり、ゆっくりとお酒を飲む時間が大好きだ。これにナイター中継が加わり、更にソフトバンクホークスが勝っていたりするとこれ以上のことはない。
大学を出て、就職をした時、定年は60歳だった。その日は遥か遠くであったが、幸せな悠々自適の生活に思えた。が、しかし!60歳になったのにまだまだ働き続けねばならぬ。社会全体の構造が大きく変わっただけでなく、どう計算しても年金だけでは生活できなさそうだ。決してバラ色の悠々自適ではないのだ。こうして、今も仕事をしているわけだが、悠々自適なんかではない「うじゃうじゃ外敵」だらけの日々である。
仕事の中で、精神が疲れ果て、心がすさみ、体をこわすことも少なくない(ねえねえ聞いて聞いて、半年で支払った医療費がもう相当な額になった。確定申告まちがいなしだ)。
そんな時、日曜日の礼拝が救ってくれるのだ。日曜日に教会に行って、賛美して、メッセージを聞いて、お祈りをすることで、具体的に一週間が支えられているのだ。
仕事をしていても、石田先生の語った言葉、或いは、聖句がよみがえってきて、力づけられる。たった一つの聖句、言葉であることのほうが多い。だから、聖書の言葉のすべてを理解できるわけでなく、メッセージも良くわからないことがあるけれども、毎週一つの聖句、言葉に出会うために教会にいっているのかもしれない。賛美も同じだ、日曜日に賛美した歌の一つが一週間の間、頭の中で鳴り響いていることもある。「My Shepherd、Lord」なんか最高だね。
そしてまた、あらゆることは神様の計画なのだと思えた時、神様の計画ならば、必ず助けていただける、重荷を背負って下さると素直に信じた時から、前向きな気持ちになれるのだ。思い返せば、今までの歩みは、出来事はすべてそうだった。
だから、仕事を終えた時、「神様今日もありがとう」と言えて、気分を変えて、ゆっくりとお酒を飲めるのかもしれない。
しかし、しかし、現実に新しい困難が始まった時、もうやめてくれ!と叫びだしたくはなるが・・・・。
byとうちゃん

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