今週の一面 『 安息日と礼拝(2)〜「神のリズム」』8/31

Shin1

◆神はこの世界の創造を6日間でされたことが、創世記第一章に記されています。二章に入ると、第7日目について書かれています。このことは、非常に興味深いことです。なぜなら、神ご自身が第7日目を祝福して、この日を聖別され、そして自らが創造のわざを休まれたからです。

◆私たち日本人は、忙しい生活をしています。日曜日(休日)がないほど、一生懸命働いています。しかし、聖書は、第7日目は安息日であると記しています。

◆ノアは、神の命令により大きな箱舟を作りました。その中に入った者たちだけが救済され、命令に従わない者は大洪水により滅ぼされたという非常に厳しい出来事です。箱舟が完成して7日後に確かに、洪水が起こりました。洪水が終わった後、水が引いたことを調べるためにノアは、鳩を放ちます。鳩を7日ごとに放っています。そこでは、「7日」という単位が一区切りにして書かれていることに気付きます。

◆イスラエルの民は、荒野の旅の間、必要な食物としてマナが天から毎朝落ちてきました。このマナは翌日まで置いておくと腐ってしまいます。ところが、神は「6日目は、特別に翌日の第7日目の分まで、2倍集めなければならない」と言われました。その分だけは腐らなかったのです。

◆神は指導者モーセを通して、第7日目は全き休みの日であることを宣言されました。これは神のリズムです。ユダヤの格言に非常に興味深い言葉があります。「イスラエルが安息日を守ったのではなく、安息日がイスラエルを守った。」

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