〜オリーブの香り〜 No123 『オリーブの香り』

Shin1

ハレルヤ!

今年の夏は、小豆島に行ってきました。
旅の目的地は当初、四国でしたが、大型台風11号の影響で最も被害の酷い高知や徳島に辿り付くことが出来ませんでした。
飛行機は羽田から阻まれ、新幹線も岡山でストップ!

宿泊予定の宿にも行けませんから、足止めを喰らった岡山の地で、まず眠る場所確保が新しいプランになりました。
考えてみれば、こういったアクシデントは初めてではありません。
3日も飛行機が飛ばず日本に帰国できなかったり、台風で旅館が停電して真っ暗闇の中、食事やお風呂に入ったこともありました。
しかも、ここ数年は 何故かまともに目的地に着くことが出来ていないような気がします。
昨年もそうでした・・・

直前になって全てが変更なんて、慣れたものです。

私が、神様の愛に触れたときと同じです。
この路を歩いて、主に触れることができるんだ!なんて、その時はそう思ってもいません。
曲がる予定のなかった交差点を右折したら、自転車で通りかかったばかりにとか、ふっと自分がガチガチに立てたプランや、パワーを失ったときに不思議と神様のハグ遭遇です。

とにかく、このバタバタと崩れていった四国旅行、明日晴れたら動くものに乗ろう!
そうして眠りについて目覚めると、雨は小降りになっていて、まずレンタカーを 借りて岡山市内をグルグル。
そのうち、小豆島に渡る船が動くらしいと、地元の方から情報提供を頂き、早速港に着くとレンタカーごと船に乗り込みました。

本土を離れ沖に船が進む頃には、すっかり空も澄み切って、遠くに見える小さな島が待ってるとばかりに挨拶してくれています。
島に到着すると、なんて素敵なことでしょう。
もう、そこらじゅう、島全体にオリーブが実を付けて育っています。
ツヤツヤした深い緑と黒の混じった実がたわわに実っています。

数年前このブログのコーナーを作るときに、タイトルは何にしようかしら?と聞かれたとき「オリーブの香り」と言って決めてしまったけれど、オリーブの香りなんて油になったものしか嗅いだことがなかったのに・・・
嵐で行きたかった処には行けずに、この時オリーブの香りに包まれていました。

小高い山もあって、日本の地中海なんて呼ばれている地に着いて・・・聖書の中に潜り込んだみたいにあっちにも、こっちにもオリーブ。
嵐の中でも主の御手の中、新しい朝の目覚めの傍らに「オリーブの香り」と感謝の気持ち。

by MxM

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