今週の一面 『 聖霊の導きによるバプテスマ 』 2/8

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◆イエス様の弟子フィリポがエチオピアの宦官(王の側近で高い地位についている人)に伝道し、バプテスマを授けました。聖書の言葉と福音によってイエス・キリストを信じたこの宦官は、バプテスマを受けた後、「喜びにあふれて旅を続けた」(39節)とあります。このことはこの宦官のその後の生き様を豊かに連想させます。宦官は、フィリポを通して神様の大いなる愛に触れ、イエス様と出会いました。そしてその後、自分が神様から愛されているように、彼自身も多くの人たちを愛する生き方へと導かれていったのではないでしょうか。

◆宦官とフィリポは、聖霊の導きによって不思議な場所で不思議な出会いを体験し、そして、ユダヤ教において神の救いは無いとされていた宦官に、当時の文化や律法を突き抜けて、神様は大いなる救いの御業を成し遂げてくださいました。

◆今日、嶋田信幸さん、幸子さんがバプテスマへと導かれたように、イエス・キリストは今も生きて働いておられます。私たちも教会において、あるいは、日常生活において、いつこのような不思議な出会いが与えられるか分かりません。また、まだバプテスマを受けるに至っていない方も、いつバプテスマへと導かれるか分かりません。聖霊の導きは私たち人間の常識や感覚を遥かに超えています。どんなに不可能に見えたとしても「その時」が来れば聖霊の導きと神様の豊かな配慮の内にすべては成し遂げられるのです。

◆今日こそが、嶋田さんご夫妻にとって、「その時」なのです。皆でバプテスマの恵みを喜びましょう!         

松﨑 準

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