〜オリーブの香り〜No147 「神様の計画に従って生きる」

Shin1

こんなつらいことが、本当に神様の計画だろうかとその時はいつも疑ってしまう。しかし、時を経て初めて神様のご計画であり、恵みを受けたのだとわかる愚かさ。「あー、信仰の薄い者よ」という神様の嘆きが聞こえてくる。そんな私の人生の岐路にあって受けた恵みを紹介しよう。

1.高校受験
第1志望の高校に不合格(しかも同じクラスで落ちたのは私だけ)。泣く泣く進学した西南学院でキリスト教と出会い、バプテスマを受けた。消沈した気持ちでうけた高校の新入生オリエンテーション、「君たちは、神様の計画でここに集められた」・・・そんな意味の校長先生の言葉がよみがえる。すべては、ここに始まる。

2.大学受験
こんどこそ現役で第1志望に合格したいと必死で頑張ったのに、受験当日高熱のため、受験できず(模試で合格可能性は80%以上だったのに)。しかし、1浪して入った大学で福祉関係のボランティアに熱中し、支援を必要とする子どもたち、障がいがある方々と出会い、「共に生きる」ことを学んだ。価値観や生き方を語り合える多くの友人ができ、その中で妻と出会った。

3.就職
キリスト教主義の社会教育団体で仕事をしたいと願った。就職できたのは第1希望ではなく、第2希望のところであった。しかし、そのおかげで九州から横浜にくることができ、通算32年働くことができた。

4.転職
55歳の時、転職しないかと言われた。32年組織を支えてきた、それなりに仕事で成果を上げ、トップを支えたと自負していたが、そうかもう不要なのだと感じた。寂しかった。しかも、転職したら、新しい分野との出会いと大きな責任が待っていた。しかし、生活リズムが変わり、日曜日に教会にいけるようになり、さまよえる魂はやっと教会に戻り、JOYのメンバーになった。

その時はつらくても、これだけ多くの恵みを受けた。それにも拘わらず何か新しい困難があるたび、思わず嘘だ!と叫んでしまう。それでも尚、神様は見捨てず、導いて下さる。感謝!
「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていて下さいます」
(コリント一10:13)
by とうちゃん

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