今週の一面『 献身して教えられたこと(3)』3/22

Shin1

◆「信仰によって、アブラハムは受け継ぐべき地に出て行けとの召しをこうむった時、それに従い行く先を知らないで出て行った。」(ヘブル11:8口語訳)

◆16年前、上記の聖書の言葉が強く迫ってきて、JOYチャペル立ち上げを決断した。それまでの牧師としての歩みでは、現実の厳しさのゆえに、さまざまな失敗をしたにもかかわらず、再びの神からの召しであった。

◆アブラハムは、神から召されたとき「出て行く先を知らないで」という、ここに信仰があった。しかし、出て行った彼には、さまざまな失敗が待っていた。彼は、倫理上も許されぬ失敗や罪を重ねた。私たちの基準からするなら、けっして手本などにできる人ではなかった。にもかかわらず、彼はその中で神の約束にしがみついていったのである。

◆榎本保郎牧師は、「信仰とは何よりも、神の言葉を聞いてそれに従うことである。み言葉を聞いても、それに従わない者には信仰の世界は始まらない。信仰の世界では失敗を恐れる必要はない。大事なことは、失敗なく従うことではなく、ただ従うことなのである。何もしない人は失敗もないし、神に従うこともできないのである。アブラハムは失敗のうえに恥をかき、罪を重ねても、なお神の約束に頼っていたから、彼は信仰の父と呼ばれたのである。」と語っておられます。

◆〜失敗なく従うことではなく、ただ従うこと〜教えられました。「恐れることはない。ただ信じなさい。」(マルコ5:36)

石田政美

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