聖  書:ヨハネ13:1~15
説教題:「足を洗うイエス」

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◆クリスチャンの詩人である星野富弘さんが、「命一式」というすばらしい詩を書かれました。
  「新しい命一式、ありがとうございます
 大切に使わせて頂いておりますが
 大切なあまり仕舞い込んでしまうこともあり
 申し訳なく思っております
 いつもあなたが、見ていて下さるのですし
 使いこめばよい味も出て来ることでしょうから
 安心して思い切り
 使って行きたいと思っております」

◆私はこの詩を読んだとき、「使命」ということを強く感じました。星野さんは若いときに事故で首の骨を折って四肢麻痺になりました。そのような状況で口で筆をくわえて絵を描き、それに詩を添えるということを使命にしておられます。

◆使命という字は「命を使う」と書きますが、安心して思いっきり使っていくとき、「使命に生きる」ということにつながっていくのではないでしょうか。

◆31年間の主任牧師の職を退任し、76才からの協力牧師としての人生最終章。与えられた命をあまり大切にしすぎて、しまいこまずに、どんどん使いこめば、老いてなお自分らしい新たな味も出てくるのではないか。星野富弘さん(いや神さま)が言われるように安心して使っていきたいと思っております。

石田政美

ハレルヤ!

先日、姪の結婚式があり、久しぶりにお祝い席に参列して、若さと美しさに満たされたカップル二人を見ながら、心弾む思いで一日を過ごしました。

こうしてGWになると、私も結婚記念日が近づくので、27年前の自分達の姿を思い浮かべます。

婚約から2年後に結婚を予定にしていたため、2年以上先の予約が受け付けられません、一年後にもう一度いらして下さい、そして聖書の勉強を二人でしてから結婚式を挙げて下さいと言われ、約束通り一年後に再び教会を訪れ、無事に結婚したことを思い出します。
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今週の風景 No.425  

管理人
やっと暖かい日が続くようになってきました。
今日は久しぶりに石田協力(強力)牧師のメッセージでした。
色々な所にこれまでと違う形での働きを開始されています。
とても元気そうでした。

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◆古代ギリシア語には、「愛」という言葉が4つありました。エロース(一般的な愛)、フィリア(友人同士の愛)、ストルゲー(家族の愛)、そして、アガペー(神の愛)です。当時、このアガペーは他に比べてあまり使われていなかったようですが、新約聖書で用いられるようになり、一躍有名な言葉となりました。「互いに愛し合いなさい」(ヨハネ15:17)という有名なイエス様の言葉(命令)がありますが、この愛がアガペーという言葉で、新約聖書に120回も出てきます。これらは多くの場合、人間的な(ギブアンドテイク)のような愛ではなく、自己を犠牲にしてでも相手のために尽くす愛、すなわち「神の愛」を表しています。

◆では、この「愛」を生きるにはどうすればよいのでしょうか。
まず、相手に愛を伝える、ということが大切でしょう。欧米では家族の間で、また、夫婦の間で「I love you」が頻繁に使われています。しかし、文化の違いなのでしょうか、日本ではなかなか「I love you」が使われていないような気がします。

◆しかし、言葉では言えなくても行動で示すことができます。LOVEのLは、リッスン(よく聴く)、Oは、オープン(心を開く)、Vは、ヴォイス(話しかける)、そして最後のEは、エンジョイ(楽しむ)です。まず相手の言葉を聴くことが最も大切。そして、心を開いてそれを受け入れる。そして、それに対して応答する。そこではじめて会話が成り立ちます。だからこそ、エンジョイできるのです。JOYチャペルでも、そのような「愛」をアガペー(神の愛)に基づいて共に分ち合いたいと思います。互いに愛し合いましょう!                    

松﨑 準

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