今週の一面『人のせいにする』5/17

Shin1

◆人間の罪は、エデンの園において最初の人アダムとエバが「決して食べてはならない。食べると必ず死ぬ」と神が忠告した「善悪の知識の木」の実を食べてしまったことによって生じた、と聖書は伝えている。

◆神は、アダムとエバが戒めを破ったことを承知の上で「どこにいるのか?」と声を掛けます。ここに神の大いなる優しさと深い愛情を感じる。自分に逆らって家出した子を親が捜し連れ戻そうとするような感じがする。しかし、隠れている人間はどうかと言うと、アダムはエバに責任をなすりつけ、エバは蛇に責任をなすりつける。そして更に、アダムは「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が」と言って神のせいにまでする。情けないが、これが私たち人間の姿だ。今も昔も変わらない。

◆蛇は悪魔(サタン)、女はそれに直接騙された愚かな者、男は愚かな女に騙された者という順序を根拠に、男性と女性に優劣をつける解釈がある。一番悪いのは蛇、次は女、一番悪くないのは男というふうに。

◆残念ながらアダムもエバも自分が悪かったことは全く認めていない。ただ自分を正当化するために何かのせいにするだけ。その結果、彼らはエデンの園から追放されてしまう。

◆しかし、「主なる神は、アダムと女に皮の衣を作って着せられた。」(21節)。風邪をひかないように、あるいは、裸という恥や弱さを受けないように、という親心からなのだろうか。皮の衣を作られる神の姿とその思いに目を向けてみたい。

松﨑 準

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