今週の風景 No.432

管理人
梅雨に入りました。
弦楽器の手入れにとても気を使うシーズンがきました。

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今日は「演奏家」をやった5/31のファミリーコンサートが明けて最初の奏楽奉仕でした。
奏楽奉仕者に戻るとそこにあるのは「伴奏家」ですので会衆と奏楽チームの呼吸を合わせる事が第一です。

奏楽チームは、会衆がメッセージを受け入れやすい状況を作る為に、賛美リーダーがメッセージに合わせた選曲をすることから始まります。
選曲されたリストを元に、どうすればその賛美をより豊かに出来るか弾き方を考えるのが伴奏メンバーです。

伴奏で自分が気をつけているのは・・・
・会衆と賛美リーダーの間に起こるテンポの差異を調整すること
・会衆が歌いやすいように弾く事
・会衆の気持ちが一致しやすいように弾く事

上記はいずれも弾き方のスキルですが、それ以前に重要な事があります。
選曲リストに従って弾き方を練習をすることは勿論のことですがそれ以前に・・・
楽器を常に万全の状態に整える事です。
機材トラブルは礼拝の流れを壊してしまうからです。

バッテリー、ケーブル、弦、そして何よりギター本体。
梅雨時は湿気が凄いのでギターのコンディションが悪くなりがちです。
簡単にいうと湿気を吸って変形するということです。
もうひとつ、張った弦がすぐに錆びるということです。
弾いた後に汗を拭き取っても部屋に置いておくだけで湿気で錆びてしまいます。
錆びたり古びた弦では綺麗な音が出ませんので豊かな賛美が遠のきます。

私は楽器を弾く事も大好きですが楽器そのものが大好きです。
私は小学校二年生の時に急性腎炎という病気にかかり半年入院しました。
退院後も食事規制と5年間の運動規制があったため中学に入るまで運動は殆ど出来ませんでした。
そんな自分でしたから小学生のころから色々な楽器に触れるようになりました。
楽器は色々な音が出せますが、何よりも自分の気持ちを音として伝える素晴らしさに惹かれてハマったのだと思います。

楽器は大事に手入れするとそれに応えて素敵な音を奏でてくれます。
部屋に水取りぞうさん9個設置して、これからの梅雨と戦います。
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