今週の風景 No.446  

管理人
秋晴れの主日でした。
風が冷たく感じるようになってきました。
今日は石田牧師によるメッセージでした。
北海道旅行 でシャキッとされたとのことでメッセージもとても力強い内容でした。

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画像手前左に写っているのは、自宅で礼拝を守るO一家のために礼拝をストリーミング配信しているタブレット端末です。
これからは礼拝動画リアルタイム配信サイトの幻が与えられて行くのでしょうか・・・

 〜オリーブの香り〜No178 『神様が用意して下さった旅』

■夫は今年3月末をもって主任牧師の役目が終わりました。教会の皆様から『お二人で旅をして下さい』 と温かいプレゼントを頂きました。私はかねてより「北海道に一度行ってみたい」と思っていましたが、なかなかそのチャンスがなくて、もう行けないのではないかと半ば諦めていました。この話を松崎夫妻が受け止めて下さり、『北海道なら私達が案内しましょう』と申し出てくださいました。なんとこころ強いことでしょう。神様の御計らいを感じ感謝して全面的に松崎夫妻に委ねて、その時を待ちました。

■当日千歳空港に着いた時の感動、今までこのような景色の空港は見たことありませんでした。見渡す限り草原が広がり、その奥にはなだらかな山々が見えました。すごい!この豊かな自然! 飛行機から建物までの通路の窓からしばらく見惚れてしまいました。その瞬間(この旅はきっと素晴らしい!)と確信したのです。

■小樽から旭川に向かうドライブは雨でした。しかし窓に映る景色はどこまでも白樺の木の紅葉であきることがありません。そして旭川に着いた時は空を見上げると、私達の降り立った所だけ、丸く青い空が見えているのです。
  「私は主 あなたの神」 聖書の言葉が聞こえました。

■帯広市池田町の牧場
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ここではよく手入れされた広々とした小高い丘にひつじが放牧されていました。
無心に本当に無心に草を食べているひつじの姿を飽きずに見ました。詩篇23篇を思い出しながら(こんなに無心に食べていたら危険が迫っても気ずかないねー) やっぱり羊飼いは常に気配りして面倒をみると言うことがわかりました。聖書の物語が私のなかでイキイキとなった時でした。ここでも神様の御計らいを感じた時間でした。まだまだ楽しいミステリーな旅が続きます。

by ゆっこ

◆イエス・キリストの公生涯を考える時、もっとも驚くべきことの一つは、人類にとって決定的に重大な意味をもつ歴史的事業を30才から33才の間のたった3年間で完成されたことです。自動車や飛行機もなく、電話さえない時代に、イエス様の過ごされた3年間は、あまりにも短かったのではないでしょうか。しかし、神の計画は完全です。イエス様がこの世に遣わされたみわざを完成されるのに、十分な時間がありました。

◆現代の私たちは、いろいろな便利さを享受し効率を重んじる時代に生きています。しかし、私たちはその中で毎日忙しく追い立てられ、あまりに早く時間が過ぎ去っていくように感じられます。イエス様はいったい、どのような時間を過ごされたのでしょうか。また、そのためにどのようなことを避けたのでしょうか。イエス様の生涯からその秘訣を学びたいと思います。

◆イエス様の秘訣は何だったのでしょうか。イエス様の忙しい日常について述べているマルコの記事を読むと、その手がかりをみつけることができます。「朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた」(マルコ1:35)と述べています。この早朝の祈りこそ、イエス様の全生涯の秘訣でした。

◆イエス様は祈り深く父なる神の指示を待ち、それに従おうとしていたのです。(続く)

石田政美

今週の一面『 新しいクラス 』10/18  

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◆今月から、「Bible Café」と「子育てクラス(仮)」が始まりました。これら二つのクラスは日曜日のCSとは別に、平日に行われるクラスです。

◆「Bible Café」は、未信者を対象とするクラスで、お茶の間クラスⅠ(求道者クラス)の人数が減ってしまったことがこのクラスを始める切っ掛けとなりました。求道者が少なくなった今、このBible Caféの働きが神様に喜ばれ豊かに用いられることを期待したいと思います。

◆「子育てクラス(仮)」は、小さな子どもを持つお母さんたちが、子育てに関わる色々な悩みや課題を分ち合い、あるテキストを用いながら神様を中心とする子育てや生き方について学び合うクラスです。小さな子どもを持つ家族が少ないJOYチャペルにとって、このクラスもまた重要な役割を果たすでしょう。

◆このタイミングで神様が与えてくださった二つのクラスは、今のJOYチャペルにとって最も必要な働きです。だからこそ、私たちJOYチャペルの一人一人が、この働きを自分自身の働きとして考え、祈り、時にはクラスに参加して恵みを分ち合えるような機会があれば素晴らしいと思います。

◆今年度は、「協力伝道」というテーマを神様から与えられています。新しくできた二つのクラスの働きは、正に、「教会内の協力伝道」です!Bible CaféはI姉妹が、子育てクラスはY姉妹が中心となって導いてくださいますが、この二つのクラスを皆で祈り支えていきましょう!一人また一人と、新しい方がそれぞれのクラスに加えられていきますように、共に祈りましょう!

松﨑 準

この夏、「隣人に出会う旅」に参加した3名の青年が、久山療育園の人たちとの交流から学んだことを発表するのを聞いた。なんと素直で感受性に富み、やさしい心を持った青年たちがここにいると嬉しくなった。
「障害がある人が真ん中にいる」、「他の人より必要な手助けがちょっとだけ多いだけ」、「私たちがもらったもののほうが多い」なんて、頭ではわかっていてもそうそう言えることではない。
現在、分野は違うけれど社会福祉事業に直接携わる者として、改めて原点の大切さを思い起こさせる報告であった。
この報告を聞きながら、日本における障害児の父と言われる糸賀一雄先生の「この子らに世の光をではなく、この子らを世の光に」という言葉を思い出した。
障害者への偏見と差別が厳然と残っている時代(戦後すぐから1960年代にかけて)に近江学園、びわこ学園を創設し、今日では当たり前のように言われている共生社会、発達保障を主張し、生涯を障害児の療育に奉げた人である。
久山療育園理事長の山田雄次先生は、バプテスト心身障害児(者)を守る会の会報「愛の手を」の中で、久山療育園で成人式を行った時の感想として次のように書かれている。
「今年、お祝いを受けたのは男女1名ずつでした。重い障害を抱えて生きることの中で、愛されてみんなと共に生きる存在として、人の生き方、いのちの営みの豊かさということをいろいろな形で周りの人に気づかせ、成長の途上にあるお2人でした。
障害児の父と言われた糸賀一雄先生が『この子らに世の光をではなく、この子らを世の光として』ということばを残されましたが、それは成人式を迎えられたお2人のように、周りの人たちに支えられて生きる中で逆に周りの人たちにいのちの豊かさについての気づきを与えて生きておられる重症児者の生きざまそのもののことを語っておられるのだということを知らされた成人式でした」(2015年3月1日発行 第178号)
久山療育園が開設される直前、当時大学生だった私は、田隈バプテスト教会で行われた久山療育園についての1泊2日の学習会に参加したことを思い出した。当時から持っていた理念「重症心身障害児を施設に収容して守るのではなく、地域の中心に位置づけるための働き」がその後も脈々として継承され、現在では在宅支援の働きをますます強められていることに大きな感銘を受けている。
全国的にも高く評価されている久山の取り組みは常に原点(理念や使命)を大切にすること、そのために「友の会」等の支援者、ボランティア、地域の方々との連携、いわば「運動性(Movement)」を大事にしてきた結果なのだと思う。
そして、一人ひとりの障害がある方の心の叫びや痛みを分かち合い、共に進むために、多くの祈りと具体的な支えがあり、神様の計画の下、豊かな出会いと協働や交流があったことを心に留めたい。

By とうちゃん

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