〜オリーブの香り〜No 204『けだものがきた』

Shin1

熊本の被災地で過ごされている方々に、心からお見舞い申し上げます。皆様の夜が、1日も早く安心して眠れる時に変わりますように、お祈り致します。

わずか20年の月日の中で、阪神、中越、東北、そして熊本と甚大な被害をもたらした巨大地震を経験すると、誰しもが終末の時を迎えることを心で意識してしまうのではないでしょうか...

私の頭の中に浮かぶものは、ヨハネの黙示録的な事ではなく、不思議と創世記に出てくる、ノアの物語りです。

数年前、子ども達の合唱について学ぶ機会に恵まれ、昭和50年代頃より歌われていた曲に巡り会い、強烈なインパクトのタイトルと歌詞でありながら、公立の小学校の子ども達が声高らかに歌うその曲に魅了されました。

♬けだものがきた、けだものがきた、主よ〜ハレルヤ〜♬

ノアの造った舟に納まっていく生き物の様子を歌った曲です。

人の力で抗えない、自然の脅威に呑み込まれてしまいそうな世界になったとしても、主はノアを選び、動物たちを選び、種が滅びることなく今日に至ったのです。

私は、この黒人霊歌『けだものがきた』を歌うことにしました。
終わりが近づいていることを歌うより、主が示された『始まり』を多くの人々に伝えたいです。

ハレルヤ!

by MxM

過去の記事