~オリーブの香り~ No 213 『孫の誕生日に寄せて』

Shin1

Sちゃん 6歳の誕生日おめでとう。

あなたは遠く離れた九州で生活しているけど、あなたのことを思うといつも幸せになります。だからあなたの誕生日には、元気でいること、命を与えられていることを素直に喜びます。

ところで、私を「じーじ」にしたのは、実はあなたですよ。私は最初から「じーじ」ではなくて、あなたが生まれたその時から「じーじ」になった。そう、6年前、あなたが生まれたその時に、私は「じーじ」になった。「わお!じーじになった、じーじになった」と喜んだものです。

この6年間、あなたが残した殺し文句がいくつかあります。そのたびに「じーじ」はとてもうれしくなりました。
1.私が、料理しているときに、包丁で指を切ったら、「じーじ、猫手ですよ」と教えてくれました。
2.ある時、「あのね、あのね、じーじのことだーいすき」と言ってくれました。
3.「あーあ、早くじーじに会いたいなあ」と言ってくれます。

「じーじ」は、あなたが、病気をしたと聞いたら、夜も眠れないくらい心配します。痛い痛いと言っていたら、「痛いの、痛いの飛んでいけ!」ととなえてあげます。

どんなことがあっても、あなたをみていると生きているっていいなあって、神様からいただいた命を大切にしようと思います。改めて、ひいばあちゃんがいて、じーじとばーばがいて、お父ちゃんとお母ちゃんがいて、妹がいるって素敵なことだよね。

愛されるために生まれてきたあなた、でも人を大切にするためにあなたはいるのだと、「じーじ」は信じています。誕生日おめでとう、そしてありがとう!
By とうちゃん

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