この頃、肩が痛い、首筋が痛い。膝が動かないこともあれば、大腸が動かないこともある。せめて同時に痛いのは1か所にしてよね等々、自分の体に文句を言う私に与えられる言葉がある。若いころ、私はスポーツマンだった。校内のスポーツ大会ではいつもスターだったと自慢する、「よくある」高齢者になっていく私。また時々高慢ちきになって、妻をはじめいろんな人に迷惑をかけている私を諭す詩がある。
ニューヨークリハビリテーション病院の壁に掲示されている詩。
「苦難にある者たちの告白」-ある患者の詩-
大事を成そうとして、力を与えてほしいと神に求めたのに、
慎み深く、従順であるようにと弱さを授かった。
より偉大なことができるように健康を求めたのに
よりよきことができるようにと病弱を与えられた。
幸せになろうとして富を求めたのに、
賢明であるようにと貧困を授かった。
世の人々の賞賛を得ようとして、権力を求めたのに、
神の前にひざまずくようにと弱さを授かった。
人生を享楽しようとあらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるように命を授かった。
求めたものは一つとして与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた。
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りはすべてかなえられた。
私はあらゆる人の中で最も豊かに祝福されたのだ。
日々反省しつつ、祈りながら歩みたい。
byとうちゃん