今週の一面 『いちばんいいもの』 8/21

Shin1

◆「かつて、東大宗教学科主任を務めておられた岸本英夫教授は、日本の社会を評して『幸福そうに見える世界』と言った。天皇をめぐってのテロ行為、いじめの心理に病む教育の荒廃などと言いながら、まずまず世界での理想的安全地帯になっているのが今日の日本である。地上天国の八分どおりはできあがっている、というのだろうか。科学は進み、宗教も新薬のようにあり余るほどあって、心身のバランスをとっているおもしろい社会でもある。 よいもので満たされている幸福な社会。だが、何かが欠けているような気がする。『幸福そうに見えて』、ほんとうは幸福ではないのかもしれない。というのも、『よいもの』でいっぱい、そのために『いちばんいいもの』が見えなくなっているのでは、と思うこのごろである。」(奥村一郎神父『断想』より)

◆私はこれを読んで、「いちばんいいもの」とは何か、そして、それはなぜいちばんいいのか、と考えさせられました。聖書は二つの「いいもの」について語っています。①マルタとマリアの物語(ルカ10:38~42)で、イエス様は「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである...」と言って、御言葉を聞く大切さを教えています。②金持ちの青年の物語(マタイ19:16~22)で、イエス様は「...行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい...それからわたしに従いなさい。」と言って、ものに執着せず、主に従う大切さを教えています。

◆よいもので満たされ幸福そうに見える日本に欠けているもの、それはこの二つことではないでしょうか。主イエスの御言葉を聞くこと、主イエスに従って生きること、即ち、イエス・キリストというお方の存在を認め、信じること、これが今日の日本に徹底的に欠けているものなのかも知れません。
先にキリスト者となった私たちはこの日本で何ができるでしょうか?

松崎 準

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