~オリーブの香り~ No 222『何、この教会? 変!!』

Shin1

標題は、私が初めてJOYチャペルの礼拝に出席したときの感想だ。

九州で生まれ育ち18歳のときに上京したので、それまで九州と東京のいくつかの教会に通ったことがあった。多少の違いはあるにせよ、言ってみれば保守本流(?)みたいな教会ばかり。当然のことながら、教会のイメージ、特に礼拝などは少々格式ばって堅苦しいところという風に思っていた。

ところがだ。とある関係でJOYチャペルの礼拝に出席することになったのだが、それまでの教会とはまるで様子が違っていた。唖然とした。とにかく賛美の歌声が大きくてにぎやか。ちょっとうるさいと思うほどだった。礼拝の流れもシンプル。雰囲気としてもかなりカジュアルだった。しかし、そこにいた人たちの礼拝に臨む姿勢は真剣そのもの。その意気込みにちょっと圧倒されたほどであった。

それから、礼拝が終わったら、ささっと帰る。何でも午後は家族との時間を大切にしているとのこと。当時は会堂がなくYMCAの教室を借りていたこともあったのだろうが、午後に教会で何もせず、あまりにも早く家に帰り着いたので、日曜日のこんなに早い時間に家にいて良いのだろうかと思ったほどだった。

こういうわけで、それまでの教会とは全く違う雰囲気に、何だここは、と思うばかりであった。だが、その組織ばっていないカジュアルな雰囲気とか、礼拝の物珍しさとか、日曜日の午後に時間ができるとか、はたまた家も近かったということもあり、気がつけば、そのままずるずると通い続けることとなっていた。

あれから15年。私はまだこのJOYチャペルにいる。今では人数も大きく増えて、会堂まで建っている。でも、当時の雰囲気はまだまだ残っている。というか、いつまでも残っていて欲しい。そして、ちょっと変わった教会かもしれないが、いつまでも、キリストの体なる教会として、また心から主を賛美する教会として、歩んでいってほしいと願っている。

By A5

過去の記事