~オリーブの香り~ No 240 『死んだあとはどうなるの?』

Shin1

私は子どものころから「死」についてとても恐怖を感じていました。
小学生のころから「自分は死んだらどうなってしまうのか?」と考えることがしばしばありました。
自分の体はいつかこの世の中からなくなってしまう。そのとき、自分の意識はどうなってしまうのか、いま考えているこの思考はどこへ行ってしまうのだろうか、まったく無となって意識もなくなってしまうのだろうか。
考えれば考えるほど不安になり、恐怖に押しつぶされそうになることがありました。
そんなときは、「死」については考えないで、蓋をして、別のことを考えてただただ逃げるようにしていました。
しかし、ふとしたときに「死」への恐怖が蘇ってくる、また逃げるを繰り返していました。

先日テレビで、小学生の悩みについてのアンケートを番組で紹介していました。
いまの小学生はどのようなことに悩みをいだいているのか興味深く見ました。

アンケートの結果のベスト3は以下の通り:
1、なぜ勉強しなければいけないのか?
2、友達ができない
3、死んだあとはどうなるのか?

「死」について友だちと話したこともなかったので、「死」を考える自分は、人とは随分変わった子どもだったのかなと思っていたのですが、現代の多くの小学生も「死」について考え、悩みを抱えているというアンケート結果は驚きでした。

自分でいくら考えても「死」への答えは出てきませんでした。しかし、聖書には、「肉体の『死』は決して終わりではなく、永遠の命への道が用意されている」ことが書かれており、私はこのことに希望と安らぎを与えられました。
聖書を読むとき、何とかして私たちを「死」から「永遠の命」への導こうとする神様の愛を感じることができます。神様から私たちに向けたラブレター、一生かけて読み続けていきたいと思います。

「わたしの父のみこころは、子(イエスキリスト)を見て信じる者が、ことごとく永遠の命を得ることなのである。そして、わたしはその人々を終わりの日によみがえらせるであろう。」 ヨハネによる福音書6:40

by しん1

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