今週の一面『もっとも大切なことのために』2/26

Shin1

◆Aさんはよく朝食を抜きます。忙しい時は、昼食を抜くことさえあります。なぜでしょうか。それは仕事や打ち合わせが、三度の食事よりも大切だと考えているからです。「人は、自分がもっとも大切だと思うことには時間を作ります」。

◆Bさんは毎朝、静思の時(ディボーション)を持って1日が始まります。なぜ続けることができるのでしょうか。「それなしに生きることはできない」と心から確信しているからです。

◆聖書に登場する偉大な人物に共通することがあります。それは彼らが、神と個人的に時間を過ごし、神と親しくなったということです。ダニエルは一国の大臣でしたが、「日に三度、ひざまずき、彼の神の前に祈り、感謝して」(ダニエル6:10)いました。モーセは、祈りの人でした。友と時間を過ごすようにして神から知恵と力を得て、40年間200万人のユダヤ人を導いたのです。

◆イエス様は宣教活動を始めた頃、朝早くまだ暗いうちに起き、祈るために寂しいところによく行かれました。それはこの時間が、もう少し長く眠ったり、病人を癒したり、説教したりするより重要だからでした。

石田政美

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