今週の風景 No.506  

管理人
とても暖かい日曜日でした。
今日は石田牧師によるメッセージでした。
その時期その時期にJOYチャペルに必要なテーマを示され公開説教される石田牧師。
今日からはダニエル書ではなく列王記上からエリヤがケリトの川に身を隠す箇所からでした。

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 「体は一つでも、多くの部分から成り、体のすべての部分の数は多くても、体は一つであるように、キリストの場合も同様である。」
(Ⅰコリント12:12)とパウロが語っています。
「体」=「教会」、そして、「部分」=「私」です。体にとって一部分でも欠けたら困ります。
また、「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。」(Ⅰコリント12:26)とあります。小指の先をちょっと怪我しただけでも体全体に力が入らなくなることがあります。でも、治れば体は元気になります。これが、本来あるべき教会の姿だとパウロは語っています。
 「教会を構成している『多様な一人ひとりの尊重』は、バプテストの教会形成における命でありエネルギーです。しかし、その多様な一人ひとりがキリストの福音を体現する『一つの体』を形作っていくために、どこで『一致』していくのか。牧師の強力なリーダーシップや戒めの遵守で『一致』をつくるのではなく、『多様な一人ひとり』が聖書を開きながら、『キリストを必要とし、他者なしに生きえない自分』を見出してゆく、祈りの深まりと成熟、試行錯誤のプロセス(途上)に教会の『一致』は与えられていくのです。」(『いま、バプテストを生きる』)
 イエス様が弟子たちの足を洗うことを通して(ヨハネ13章)、示されているように、私たちも互いに足を洗い合い、洗われ合う。すなわち、お互いの意見を聞き合い、赦し合い、仕え合い、そして、愛し合う。そのような謙遜が今、教会(私たち一人ひとり)に求められています。イエス様の教会には、私たち一人ひとりが無くてはならぬ大切な存在です。

松﨑 準

今週の風景 No.505  

管理人
少しづつ暖かくなってきたような気がする日曜日でした。
神様の恵みはどんな人にも平等に降り注がれていることに感謝でした。

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どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、
わたしの天の父はそれをかなえてくださる。
マタイによる福音書18章19節

聖書の中に出てくる「心を一つにして」という言葉。
これは、言語のギリシャ語のスュンフォネーという言葉が使われているそうです。
つまり、英語のシンフォニー、交響曲。

すべての楽器が合わさって、初めて神様に届く祈り。
フルートが吹くのをやめちゃった、とかシンバルが鳴らし損ねちゃったとか。
もちろん目立たないと思われる音でさえも欠落してしまったら、神様は私たちの祈りに応えられない。だって、それではシンフォニーにならないから。

私たちが家族や友人と祈る時、また祈祷会や様々なスモールグループで祈る時、一人残らず全員が心を合わせて祈るならば、神さまは祈りに応えてくださるというのです。

2人以上が心を合わせて祈る時、神様はそこにいてくださいます。

by りかち。

◆2月23日(木)~3月2日(木)の一週間、アメリカ・ノースカロライナ州ラーレーを訪問させていただきました。24日(金)家庭集会、25日(土)役員会・礼拝出席(南部バプテスト連盟サミット教会)、26日(日)主日礼拝・愛餐会、27日(月)ラーレー市内視察・教会員との面接、28日(火)ラーレーファーストバプテスト教会英語部スタッフとの面談・サテライト日本人集会(フェイアットビル)、以上のようなスケジュールでした。限られた時間の中で健康も守られ、非常に有意義な時を過ごすことができ感謝でした。

◆ラーレー日本語バプテスト教会(ダウンタウンのど真ん中)は、サテライトの働きとして、ラーレー周辺にある3つの教会に出掛けて行き、月に一度集会を持っています。最終日に、私はその内の一つであるフェイアットビル日本人集会を訪問しました。その町は、ラーレーの中心地から車で一時間半程南にあるフェイアットビルという軍人の町で、ノースカロライナ州の中で最も治安の悪い町の一つです。こんなところに日本人がいるのか?と思いましたが、教会に入ってみると、多くの年輩の日本人女性たちが集まっていました(35名参加)。彼女たちのほとんどが軍人の妻です。

◆一人一人と握手をしながら挨拶をしたのですが、それだけで涙を流す方もおられました。一曲でも多く日本語で讃美歌を歌いたい。日本語のメッセージを聞きたい。そんな彼女たちの気持ちが伝わり、胸にグッとくるものがありました。イエス様が私に先立ってこの集会の中におられる!だから自分もここに来るんだ!という思いになりました。ご高齢の方々に寄り添いつつ共に福音を分かち合うことがこの集会に必要な働きです。

◆この他、ラーレーから車で2時間半程北東にあるグリーンビル集会は、子ども連れの家族が多い集会です。また、ラーレーから車で2時間程東にあるゴールズボロ集会は、ほとんどが未信者です。そして、ラーレーから車で2時間半程南西にあるシャーロットの日本語教会は来年から無牧師になります。それぞれの場所で日本語での宣教の働きが求められています。自分が何をどれだけできるか分かりませんが、ただただ主に目を注ぎつつ、主の後に従いたいと思います。   

松﨑 準

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