今週の一面『主の召命ということ』5/14

Shin1

◆「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを
選んだ。あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあなたがたを任命したのである。」(ヨハネ15:16)

◆主の召命に応えて、松﨑牧師が4月末でJOYを辞任し、米国のラーレー日本語教会へ赴任されました。JOYに着任して2年7か月という短い働きでした。1月14日(土)に臨時しもべ会が招集され、突然辞任の話を聞いた時、驚きで言葉がありませんでした。主から召しがあったというのが、その理由でした。

◆慰留する気力もなく、その後、教会で1月29日(日曜日)に辞任の発表があり、2月12日(日曜日)の臨時神の家族会で松﨑牧師の辞任が承認されました。聖書にはアブラハム、モーセ、パウロなど多くの人々が主の召命を受けて神に従い、生涯を捧げたことが記されています。

◆JOYでは牧師招聘委員会を立ち上げ、松﨑牧師の後任となる牧師探しに入っています。しかし、主はすでに次の牧師を決めておられるのだと思います。石田牧師が臨時牧師として、ご自分の健康も顧みず福音宣教聖礼典、牧会の働きを引き受けてくださいました。「しもべ」が手分けして、メッセージ、巻頭言などを担当することになっていますが、すべての教会員が自主的に教会の奉仕に係ることが求められます。私たち一人一人が教会とは何か、牧師とは何かを考える良い機会ともなるのです。教会は信徒の教会です。すべての教会員が主から賜物をいただいています。そして、それぞれ使命が与えられています。主の召命に応えて分に応じて主に仕えていきましょう。

「あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。」(Ⅰコリント12:27)

神山 武

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