今週の風景 No.517

管理人
5月から暑い日が多く、今日もそんな日曜日でした。
今日はペンテコステ。
教会が始まった日ではなく使徒たちが伝道を開始した日、という点について強調されていました。
私たちには霊の助けがあり、この「助け」とは、[ 共に ]、[ 代わって ]、[ 引き受ける ]と言う意味があるのだそうです。

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私が子供の頃から教会で育ち、とにかく教えられたことは「隣人を愛すること」。
聖書の中でも基本中の基本動作ですが、これはなかなか奥が深くて、すべての行動におけるベースではないかと思います。
ともに喜び、ともに悲しみ・・・のような感情を伴う行動もありますが、身近に実践できる行動について教会学校で教わりました。

まず第一に、人に迷惑をかけないこと!(笑
でも、迷惑をかける行動は何も危害を加える行動だけじゃないんです。
すごく身近な行動で人に迷惑をかける行動があります。
それは「片付けない事」。
自分が何かを片付けない事は、それを誰か、自分の大事な友人だったり、恋人だったり、配偶者だったり、に手間をかけさせているんです。
もっともシンプルに隣人に迷惑をかけるのが、片付けない事なんですよね。
自分のものは「すぐに」(←ここ大事)片付けましょう。

第二に、人を助けてあげる事!
何も救助や人道支援ではなく、身近な行動でできる事があります。
それは「手伝う事」。
家で手伝いをするだけが手伝いではありません。
目の前のゴミを拾う、椅子を並べる、電気を消す、戸締り確認、などなど、自分以外の誰かがやってくれている事を進んで実行する事が含まれます。
これらはすべて、誰かがしなくてはならなかった事を代わりにする事で、その人を楽にしてあげれるのです。

この二つを徹底的に教育された記憶があります。

「隣人を愛する」は、とにかく、相手や自分の生活環境で関わる関係者に「心地良くいてほしい!ハッピーでいて欲しい!」と思う事がスタートです。
その思いが前述の行動を突き動かすんです。
「心地良くいてほしい!ハッピーでいて欲しい」と思う事自体が「隣人を愛する」事と言えます。これはアガペーの愛ですね。
神様が私たちを一方的に愛してくださったように、私たちも見返りを求めるのではなく純粋に人を愛し、愛し合う事で強い関係が出来るのだと思います。

私たちには霊の助けがありますが、私たちもお互いに助け合うことが大事ですね!

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