我が家は、妻とまもなく4歳になる娘の三人家族です。
三人で食事をする際には、娘にお祈りをしてもらっています。
まだ4歳ですので、お祈りといっても、保育園に通ってたときに、いただきますをするときに言っていた言葉の最初に、『天のお父様』と付けて、最後に『イエスキリストの御名によって祈ります』と言うのがほとんどです。
ただ、たまに
ママを鬼から守ってください
パパをお仕事から守ってください
というようなお祈りをしてくれる時があります。
大人的な考えで聞いてしまうと、言葉としては少し変ですよね。
そもそも、鬼ってなんだろう、とか考えてしまいますね。
しかし、ここには彼女の『心から』の祈りが込められている、とふと思いました。
そう思ったときに、自分が普段言葉などに気を付けて祈っているのと、彼女のこのつたない祈り、どちらが神様に届くんだろう、と考えたときに、私は彼女の祈りだと思いました。
私達はついつい体裁を気にし、『綺麗』に祈ろうとしてしまいます。
人の前で祈るのもとても緊張します。
ただ、本当は『体裁』ではなく、彼女のように、たとえつたなくとも、『心から』お祈りすることが本当は大事ではないかと考えさせられました。
自分自身の祈りを見直しつつ、彼女には、今のつたない祈りを大事に成長してもらいたいな、と心から祈りたいと思います。
by Hiro