◆マタイ17章20節あたりに、山を動かす信仰という話が出てくる。そういうものなんだ、とは思うものの、あまり現実味を感じることがなかった。そうはいっても山なんて動くわけないだろうとか、そんなに信仰深くもないしとか、思った通りになるなどご利益宗教じゃあるまいしとか、内心どことなく、そんなように思っていたところがあった。
◆ところが、私は今、このJOYチャペルで山が動き出したのではないかと思っているのである。それも、ちょっとやそっとではない圧倒的なパワーでもって動き出したように感じているのである。人の視点から見れば、JOYでの最近の出来事やこれから将来のことを考えると、混乱とか不安とか無謀とか、そう思うところもある。でも、ふと神様の視点に立ったつもりで見てみると、まるで何かの幕開けかのように、いろいろなものが一斉に進みだしているように思えてしまうのである。
◆そもそも山を動かすのは私たちではない。その目的や方法も、私たちの理解をはるかに超えるものかもしれない。私たちは、山を動かす主の働きにただただ驚くばかりで、できることは畏れをもって主を賛美することのみではないか。人は、知らず知らずのうちに、何事も自らの視点で考え、自らの思いや力で動かそうとする。その結果は知れたものだ。しかし万事を益とされる主に信頼して見ていれば、人知を超えるすばらしい方向へと向かう。山を動かす信仰とはそういうものかもしれない。
◆今年も、もうすぐクリスマス。家畜小屋でのイエス様の誕生は、世間的には全く取るに足らないことだっただろう。しかし、神様からすると、それは世の人々を救いに導く大いなる計画の始まりであった。これからJOYに起こってくる一つ一つの出来事も、どんなにすばらしいことにつながることか、主に期待してみていきたい。
ハレルヤ!
友人を招いて、アドベントクランツ作りを楽しんだ後、12月3日から24日まで、毎日違うブレンドのお茶が楽しめるアドベントハーブティーを作ってみました。
スパイシーな香りもあれば、甘く柔らかいテイストのものまで、一日の何処かの時間に、ゆったり、ほっこりのティータイムは、待ち望むクリスマスに心も身体も温めてくれます。
『家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として捧げた。
ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。』マタイ2:11〜12
生まれて間もないイエスの危機、そして迫害の始まりですが、天使のお告げでヨセフ家族はエジプトへ逃れ救われました。
その際、緑の葉と白い花で生い茂るローズマリーの中に身を隠し、その上にマントを広げた途端、白い花が青に変わったと一説では言われているそうですが、この花がローズマリー...学名のラテン語は、海の雫と訳されますが、英語名ではマリア様のバラの名称で親しまれています。
一年中、ツヤツヤした深緑色の針のように硬い葉からは、キリリとした高貴な香りがします。そして、ハーブの中でも群を抜いて力強く大地に根ざします。きっとイエス様の身を守ったほどの強さの現れではないかしら?
不思議なことに、イエス キリストの背丈よりも成長することはなく、33年の月日が経つと枯れてしまうそうです。
数ヶ月前に見た映画、アメージングジャーニーで、聖霊が棺にローズマリーを投げ込むシーンがとても美しかったのも覚えています。
アドベントクランツの中にも、ひと枝のローズマリーを差し込んでみました。ハーブティーにも、ほんの少しだけ香り付けに入れてみました。
ローズマリーの香りと共に、クリスマスを心から待ち望みます。
by MxM