今週の一面 『学びによって相対化される』3/25

Shin1

◆3月3日(土)から5日(月)まで天城山荘で行われた西南学院大学名誉教授小林洋一先生による「信徒のための旧約学セミナー」に参加しました。ヘブライ語を読み解きながら詩編全体について講義を受けましたが、老兵にとっては少しきつい三日間でした。しかし、これまで知らずに読んでいた詩編を少しだけ理解できるようになりました。◆詩編の各編には標題がついていますが、1編と2編にはなく1編と2編は詩編150編全体の標題になっています。1編は神の教えに強調点を置く「人生の道しるべ」(トーラー)となっており、2編はメシア預言となっていて、バビロン捕囚後の信仰共同体が生き抜く2本柱となっている。詩編は賛美、祈祷(歎願、感謝)、黙想の書である。

◆講義は5コマ(1コマ2時間)行われたが、授業の初めには毎回、詩編23編を小林先生の後に続いてヘブライ語で読みました。
「主は(わたしの)羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」(1)「何も欠けることがない」は出エジプトの荒れ野時代の想起(申命記2:7、あなたの神、主は、あなたの手の業をすべて祝福し、この広大な荒れ野の旅路を守り、この40年の間、あなたの神、主はあなたと共におられたので、あなたは何一つ不足しなかった。)

◆「死の陰の谷を行くときも わたしは災いを恐れない。」(4)
「死の陰の谷」とは死とは無関係で暗闇、深い闇を意味する。「あなたがわたしと共にいてくださる」(4)神の臨在が、この詩編全体を覆う。このセミナーに参加して相対化され、自由にされたことを感謝したい。老兵の新しい出発としたい。     

神山 武

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