今週の一面『礼拝とは何でしょうか?』6/3

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◆バプテストの教会員手帳には「礼拝は、復活して今ここに生きておられるキリストを喜び祝うことなのです。」(教会員手帳 p.46) とあります。礼拝は、「神様への応答」であったり、「仕えること」であったり、「ひれ伏すこと」であったりと様々な側面があるでしょう。様々な面がある中で共通していること、それは、「神様の恵みのゆえに、神様が私たちを招いてくださった」ということだと思うのです。今週から、礼拝について共に聖書から学んでいきましょう。

◆聖書における一番最初の礼拝。それは、カインとアベルのシーンです。(創世記4章)彼らは、主の元にそれぞれ献げ物をもってきました。カインは地の作物を、アベルは羊の群の中の最上の肥えた初子を献げました。この後のことについては聖書を読んでいただきたいと思います。このことから礼拝とは、「神様への献げ物」であるということがわかります。カインとアベル以降、ノアもアブラハムも礼拝をする時には献げ物を携えています。では、今日の私たちが献げる物は何でしょうか?

詩編51:19
「しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を 神よ、あなたは侮られません。」

◆私たちが、神様に献げる物は「悔い改め」です。説教を聴きに来る前に、交わりをする前に、賛美をする前に、まず私たちは悔い改めをすることが必要です。神様の前に聖くあること。それを私たちは目指すことが必要です。もし、礼拝前に悔い改めていないことがあれば、まず悔い改めの祈りをしてください。そこから礼拝が始まります。前奏や賛美からではなく悔い改めから礼拝は始まるのです。

 「こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。」
ローマの信徒への手紙12:1

坂西恵悟

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