今週の一面『夢を見よう』7/8

Shin1

◆今、私たちの教会では「信仰告白」の見直しを行っています。教会の信仰を再度確認し、教会の一つの基盤を再構築しています。バプテスト連盟では、各教会がそれぞれ「信仰告白」を持っています。その「信仰告白」を基盤に、それぞれが様々な方法で宣教の働きを行なっています。個人を見てみると、バプテスマを受ける際、各人が「信仰告白」を作成します。そして、バプテスマを受け、一人のクリスチャンとしてスタートするのです。つまり、「信仰告白」は私たちがクリスチャンとして歩む上で必要なものになります。教会の「信仰告白」は教会が宣教の働きを行う上で必要なものです。

◆教会が宣教の働きを行うのに必要なものを準備している私たちが、次に目指すべきものなんでしょうか。それは、宣教のビジョンを明確にすることだと思います。キング牧師の有名な演説に「I Have a Dream」があります。彼は、差別のない平和で平等な世界を夢見ました。出エジプトの時、イスラエルの民が目指したものは約束の地でした。ネヘミヤは、散らされた民が再度集められ、城壁を再建し神を礼拝することを目指しました。イエス・キリストは、すべての人が悔い改め、天の御国を待ち望むこと、求めることを目指しました。

◆私たちは、個人として、教会として何を目指していますか。何を夢見ていますか。その夢を、目指すものを明確にしたいのです。それが明確になった時、具体的に私たちが何をすべきなのかがはっきりとわかり、効果的に宣教の働きを担うことができるのではないでしょうか。

◆ぜひ、夢を持っていただきたい。その夢を分かち合い、教会の夢をより明確にしていきたいのです。夢を持つ教会を、夢の実現を目指して行動する教会を一緒に建て上げていきましょう。

「御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。」  (マタイ6:10)

坂西恵悟

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