今週の一面『 祈りを体現する 』9/16

Shin1

◆祈りは私たちにとって何でしょうか。あるクリスチャンの先輩が「祈りは呼吸である。」と言いました。私たちにとって祈りはなくてはならないものであり、祈りのない生活はクリスチャンとして致命的でしょう。私たちが祈る時、その内容の多くは「願い」だと思います。誰の「願い」でしょうか。私たち自身の「願い」です。「願う」祈りがダメなのではありません。
また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。」(マタイ18:19)とあるように、私たちは「願う」祈りをすることをゆるされているのです。

◆では、反対に私たちはどれほど主が願われている祈りを聞いているでしょうか。「父よ、あなたがわたしの内におられ、わたしがあなたの内にいるように、すべての人を一つにしてください。彼らもわたしたちの内にいるようにしてください。そうすれば、世は、あなたがわたしをお遣わしになったことを、信じるようになります。」(ヨハネ17:21)

◆イエスが願い、祈られていることを私たちはどれだけ知っているでしょうか。その祈りを私たちはどれだけ応えようとしているでしょうか。教会を建てあげていくために、私たちが神様の祈りに応えることは必要なことです。主が何を願われているのかを知らない中で宣教の働きは無意味であると思います。だからこそ、私たちは主が願われ、祈られていることを知り、その願いを私たちは応えていくことが必要です。

◆主が願い祈っていることに私たちが応えることができたらなんと素晴らしいことでしょうか。主の祈りにも私たちは耳を傾けたいと願うのです。

坂西恵悟

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